2021年01月21日に初出の投稿

Last modified: 2021-01-21

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HOUSE T | SUPPOSE DESIGN OFFICE

建築設計事務所のサイトが〈デザイン性〉のあるサイトを作る傾向にあるというのは、もちろん建築とはすなわち〈デザイン〉でもあるのだから、こだわりがあって当然だと思う。しかし、やはり建築物の設計とウェブ・ページのデザインは違う観点や基準をもっているため、このページのように、見た目は確かに美しくて洗練された印象を与えるものの、使い勝手が非常に悪いものが出来上がってしまう。

これ、ブラウザのキャプチャー・アドオンが「このページは1枚の画像に保存できません」と放り出すほどの長さとファイル・サイズになっていて、実際のページとして閲覧しても長過ぎるし、仮にたくさんの写真をスライド・ショーのように配置してページの長さを短くしても、1ページあたりの表示に必要な容量が多いため、呼び出しの度にメモリへ展開するような JavaScript を組まないと、貧弱な回線で閲覧しているユーザやモバイルのユーザには辛いページとなるだろう。そもそも、こんなにたくさんの写真を使う必然性があるとは思えない。

ともかく、写真の量が多すぎるため、途中に文章が挿入されているのだけれど、ページのトップにアクセスした時点では、そういう文章が下で読めるようには思えない。多くのユーザは大量の写真を適当に眺めて、途中で別のページに移動してしまう可能性もある。もし文章を読んで欲しいなら、下に文章があることを暗示したり示唆するようなユーザビリティの工夫が必要だし、あるいはページのトップから文章を表示して、写真の見せ方を(パソコンや landscape 時のタブレットなら横に長いので)脇へ展開するとか、画面設計上の工夫が必要だろう。

それにしても、どの家も寒々とした印象があるな。いかにも、これを「孤高」とかハイソなセンスと勘違いしたがる(田舎出身の)東京人向きという気がする。

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