Scribble at 2024-07-29 13:38:12 Last modified: 2024-07-29 14:44:54
なるほどね。ここ最近、テレビ朝日が Abema でネトウヨ番組を放送したり、アマゾンの真似をして嘘くさい「恋愛ショー」みたいなものを続々と放映したりしてるのって、クズ出版社の幻冬舎を率いる見城氏がテレビ朝日の番組編成に絡んでるからなのか。まぁ、テレビ朝日の番組なんて、ここ20年くらい殆ど観てないけど、そんなふうになってきてるんだな。もちろん僕自身の生活や人生や仕事には何の影響もないわけだけど、やはり周囲に馬鹿が増えると困るわけだから、こういうことは些事と言って軽んじてはいけない。だから、こうやって取り上げて叩くことにも意義がある。哲学の通俗本なんてカラスのウンコの足しにすらならない些事だが、テレビ局の偏向は、いくらクズみたいな番組ばかりで観る人が少ないとは言っても、やはり一定の影響力はある。
なお、この話題についてはたまに連れ合いとも話をするのだが、確かに幻冬舎にも有能な編集者はいるかもしれない。でも、この経営者に従って働いている以上、単なる編集者としての知見や経験やテクニックだけで有能だからと言われても、そういう社員に出版社の一員としてクズをバラ撒いている責任がないなんてことは言えない。これはどう考えても、俺が社員なら(というか、そもそも入社なんてしないが)辞表を叩きつけて別の出版社に行くに決まってる。それをしない以上は、いくら技術的に有能だと言ったところで、僕には容赦しかねる。
これはビッグモーターの件でも言ったように、たとえ一連の事件に関わっていない社員が、転職に当たって「元ビッグモーターの社員」として差別されても、それは当たり前のことだし、他の企業も積極的に愚かな社会人を労働市場から排除しなくてはいけない。だいたい、今世紀に入って、理屈はよく知らないが「会社は株主のものではなく社員のものでもある」なんてことを言う人が増えたわけだけど、企業の持ち主を名乗っている社員自身に企業犯罪の責任という当事者意識が欠落しているようでは、およそ「企業の持ち主」などと言えまい。責任を果たさない者に権利などない。
「一度しかチャンスがないのか!」と言われれば、それはもちろん大抵の犯罪においても、刑期を終えたら次のチャンスはある。でも、それは刑期をちゃんと終えた人々ならチャンスがあるということであって、ビッグモーターの大半の社員には刑罰など全く科せられていないわけである。これは、どう考えても不公正なことであって、子供にどうやって説明するというのか。
「どこかで、再び元ビッグモーターの社員が営業マンや車の整備士として働いていたら? そこで車を整備してもらって、仮に事故でも起こしてお父さんや僕が死んだらどうするの?」
ふつう、幼稚園児でもこれくらいのことは言うだろう。