Scribble at 2020-12-14 10:36:58 Last modified: 2020-12-14 10:38:15
他のサイトに書いた記事との関連で Google Maps にて米子周辺を眺めていた。
実は、鳥取県と島根県の区別がつかない。どちらが東でどちらが西に位置するのかも定かでないし、出雲大社や鳥取砂丘や境港の位置もあやふやだ。いま、地図を見ていると、だいたいの印象では出雲大社の位置は境港あたりの場所だと思っていたし、境港は松江市あたりの場所だと思っていたし、鳥取砂丘にいたっては(鳥取と島根の位置関係があやふやなので)島根県の大田市あたりの場所にあると思っていたし、そもそも鳥取市がどこにあるのか見当もつかなかった。でも地図を眺めて実際の場所を知ることで、鳥取砂丘が鳥取市のすぐ近くにあって、それどころか兵庫や京都に予想外と言えるほど近いことも分かった。
もちろん、丁寧に地図を眺めると他の都道府県についても正確な場所がよく分かっていない事例はたくさんある。広島市が広島県の西側にあるというのも意外だったし、父の実家が山口県であるにも関わらず、いまだに山口市が内陸にあることを実感していない。いや、近畿ですら、熊野市は串本町あたりの和歌山南端にあると思っていたし(南端に近い場所に「吉野熊野国立公園」が熊野市から遠く離れて設定されていることも混乱する理由だ)、降雨量の多さで知られる尾鷲だって新宮市あたりのもっと南にあると思っていた。
それから緯度や経度という尺度を使って眺めなおしても、色々と気づくことは多い。たとえば、大阪は東京に比べて1度くらい南にあり、これは北緯34度付近の緯度1度長では 100 km を超える。なんとなく双方が並んでいるかのような印象をもっていたが、東京の緯度に相当する場所を近畿圏の範囲で言えば、実は舞鶴を超えて日本海へ出てしまうのだ。