Scribble at 2021-05-13 12:28:40 Last modified: unmodified
The Society for Ethnographic Theory として編集・発行している(出版はシカゴ大学出版局)叢書の一覧だ。興味深いタイトルが並んでいるだけでなく、全て PDF としてダウンロードできるのが有り難い。
日本国内だと、たとえば "ontological turn" といった10年前に流行したらしき文化人類学のタームについて調べていると、the Society for Ethnographic Theory が発行しているオンライン・ジャーナルでも特集されている一橋大の春日直樹氏が編集した論集が取り上げられていたりするのだが、アマゾンでこの論集を調べると既に品切れまたは絶版の扱いになっていてプレミアの値段がついている。大阪市立図書館でも貸出中のようで、手に取るのが非常に難しい本となっている(他にも、たとえばジュディス・バトラーの翻訳などは常に貸出中だ。まぁそうは言っても、僕も『鹿持雅澄研究』を何度も借り直して3年くらい借りっぱなしにしているわけだが)。