Scribble at 2022-08-15 08:20:54 Last modified: unmodified

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今回、継続的な機能強化の一環として、要望の多かった常時稼働するコンテンツ セキュリティと管理機能を追加し、Dropbox Standard と Dropbox Advanced の各プランの価格を改定します。2017 年に新たにチーム プランを発表してから、今回が初めての価格改定となります。この数年で高めてきた価値と本日発表する新機能を反映した価格となっています。

チームプランの機能強化と価格の改定:セキュリティと管理機能を強化する新機能

色々と理由はあるのだろうけど、8月分から Dropbox は利用料金が 20% も跳ね上がる。会社では Dropbox Business Advanced という容量が無制限の(容量の上限を必要に応じて申請して増やせる)プランを契約しているため、月額の利用料金は2,000円から2,400円となる。事情はあれこれあって、取引先どころか外注にまでアカウントを発行していたりするので、雑に言えば40アカウントくらい契約してるから、月額では16,000円、年間では192,000円のコストが上乗せとなる。

確かに、機能としては歓迎すべきものが増えた。たとえば、或る程度のフォーマットがあるという前提で、マイナンバーなどの重要な個人データを保存しているファイルからスキャンして、少なくとも僕ら管理ユーザには一覧表としてレポートしてくれる。他にもランサムウェアに対応した検出・データ復元機能などがあって、業務データの多く(僕について言えば、もう会社の執務室には相手から紙で送られてくる書類の他に業務で僕が作成した紙の帳票類はなくなっているため、「殆ど」と言ってもいい)を Dropbox で管理している状況では、リスクもあるが安心できる。

特に、これは何度か書いていることだが、自社のウェブサイトや社内のファイル・サーバや外付け HDD というのは、取り回しが危険でもあるし信頼性も低いし、はっきり言えば僕自身の工数を無駄に使うことが多かったので、現状でも Dropbox の機能にかかわる点ではサポートが必要なこともあるが、それはサーバ機器の運用に比べれば技術としても時間としてもコストが減る。あとは各人が Dropbox というウェブ・アプリケーションにユーザとして慣れてくれたら助かるのだが、IT 企業でもあるまいし、そこまではスキルや知識や経験を求めるのは無理があるし、もう大半の企業では標準的な従業員のスキルなんてその程度だろうと思う。「デジタル・ネイティブ」なんて錯覚や虚像をいつまでも信じてるなら別だが。

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