Scribble at 2023-05-30 08:32:52 Last modified: unmodified

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Rust acted as a cruel, heartless entity that did not care about JeanHeyd and treated him as disposable. Easy to offer a place of respect and just as quick to snatch it away. That is what Rust is because that is what Rust did.

Why I left Rust

プログラミング言語が特定の人物を侮蔑したわけではないのだから、このような表現が不適切であることは間違いない。あなたが「モヒカン族」であろうとなかろうと、特定の統語論プラス意味論の体系が誰かを軽視するなんて表現がおかしいことは疑いなく、僕らのように分析哲学の素養があれば、ほぼ間違いなく「カテゴリー・ミステイク」というフレーズが脊髄反射のように脳裏へ浮かぶだろう。ただ、そういう言語表現の話を延々と続けたところで無益であるのも確かだ。

大規模な開発チームにおいて、かような人間関係が生じるのは、それが人間関係の複雑なまとまりである限りは避けられないことだ。Linux のコア・チームだって、これまでいったい何人がリーナスにウンコ呼ばわりされたことにムカついてメンテナーを辞めていったことだろうか。したがって、最新のプログラミング言語だなんだと三流ジャーナリスト(ITジャーナリストに二流なんているのか?)みたいに騒いでるだけではなく、システム開発のエンジニアを自認する人間であるなら、まずは冷静に事態を静観するのも一つの見識というものだろう。日本国内の大半のプログラマにしたって、西海岸のヘゲモニー争奪戦に参加してるわけでもないのに、特定のプログラミング言語にコミットしたところで、それでいったい幾らの資産が増えるというのか。まったくもって、10年くらい前に Ruby しか書けないバカがつくった開発ベンダーとかが都内に蛆虫と同じくらい増えていった時期があったけれど、彼らのうち何人が生き残ってるのかね。

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