Scribble at 2026-02-05 15:20:22 Last modified: unmodified
世には「アルバトロス理論(Albatross theory)」と呼ばれるものがあり、「理論」とは言うけれど、実際には経営学や社会学で実証されているわけではなく、偏見や思い込みに近いものだ。なお、アルバトロスはアホウドリのことであり、古くは西洋の船乗りが風を読む生態があると信じて幸運の象徴としていたのだが、あるとき老人がアホウドリを殺してしまったために航海が難事を極めたことから、戒めとして老人の首にアホウドリの死骸を結わえ付けたという。このような民間信仰はサミュエル・テイラー・コールリッジの「老水夫行」という詩によって有名になり、いまでも "albatross around one's neck" という表現があり、「成功を妨げる仲間や過去の行い」という意味がある。したがって、アルバトロス理論とは「高齢者は使えない」という理屈として紹介されているわけだが、もちろん上の記事はそれを否定している。
通俗的なアルバトロス理論だと、50歳以上の働き手というのは、
高コスト・低リターン: 給与は高いが、生産性がそれに追いついていない。
変化への抵抗: 新しい技術(AIなど)や組織の変革を受け入れようとしない。
スキルの陳腐化: 過去の成功体験に固執し、現代の市場ニーズに適合していない。
若手の阻害: 重要なポストを占拠し続け、若手の昇進や成長の機会を奪っている。
という色々な欠点があるとされている。もちろん、そういう人々もいることだろうとは思うのだが、一概にそうでもないという事例だってあるわけで、まさしく僕がその一例だろう。いまでも、そのへんにいくらでもいる若造の遥かに先をゆく知識と情報とスキルと実績と経験があるし、おまけにイケメンだ。