Scribble at 2020-06-19 20:36:30 Last modified: 2020-06-19 20:40:05

Spam Mail Killer の作者が新しいソフトウェアを Eimei AntiSpam としてリリースしているという話題は、既に何度か書いていると思う（ただしログは暗号化した PDF しかオンラインに存在しないし、たいていの過去ログは Google のキャッシュからも削除してもらっているため、当サイトにみなさんが簡単に読める証拠は既にない）。そして、Spam Mail Killer と扱い方が違っているために、常用はしていないとも書いた筈で、実際のところ会社と自宅の Windows 10 でも Spam Mail Killer を使い続けていた。ただし、Windows 10 Pro の業務マシンでは全く挙動に問題はないのだが、どうも自宅の Windows 10 Home マシン（これもいまや「業務マシン」ではある）とは相性が悪いらしく、頻繁にプロセスが落ちる。なので、自宅ではしばらく POP3 スキャナは使わずに、ESET とメールソフトのフィルターだけでメールを検査していた。ただ、自宅でも仕事を頻繁に始めるようになると、やはり巡回するときに邪魔なものがたくさん落ちてくるのは困る。

ということで、自宅では Eimei AntiSpam を改めて使ってみることにした。使い方としては、起動させてアカウント情報を登録してから、メイン画面でアカウントごとかもしくは全てのアカウントについてルールを適用するために、ルールのテンプレートを一括登録するところから始まる。テンプレートは、全てのテンプレートを漫然と適用するのは危険なので、明らかに除外してよいと思う特徴のルールだけを「禁止ルール」として登録するのがいいだろう。それでも、例えば ST7424（multi.uribl.com に登録されているリスト・・・もう "black list" とか "blackhole" という言葉は、単なる偶然の一致だとしても黒人への systemic discrimination を過小評価する影響があるため、止めた方がいいと思う）に該当するとのことで、ムームードメインからのメールが「削除」の扱いになってしまったので、やはりルールは具体的で正確な調整が必要だ。