Scribble at 2026-01-07 19:22:37 Last modified: unmodified
新しいノートパソコンを買って、 Office 2025 Home & Business のライセンスで追加されている筈の Excel を起動すると、ややこしい手続きの末に、製品情報の画面には7日後にほとんどの機能が無効になると出てくる。マイクロソフトは、いつから詐欺師になったのか? と憤慨させられることが多々あるのだが、少し手順を追ってみると、杞憂であったことが分かる。
まず、初めて Excel や PowerPoint などを起動すると、Microsoft Office のアップデートが始まる。これは途中にキャンセルできないプロセスであり、これをとにかく終わらせよう。すると、アプリケーションの製品情報には、正しく Microsoft Office Home & Business のライセンス情報が表示される。つまり、アップデートが完了して、ライセンス情報がノートパソコンで認証されるまでは、Microsoft 365 の試用版を使っているかのような、暫定的なステータスの扱いになってしまい、7日後に使えなくなるなどと脅すようなメッセージが出てくるわけである。この、ライセンスが正しくパソコンへ紐づけられるまでのタイム・ラグを「グレース期間」と言うらしい。
ただし、このあいだに焦って Microsoft 365 のショートカット(なぜか付いてる)を起動してサブスクの契約をしてしまうと、ライセンスの扱いが混乱してしまう。マイクロソフトがこういう混乱した状況で、サブスクにシレッと移行させようとしているダーク・パターンだと非難することはできるだろう。そもそも、こんなグレース期間などというものがあるというなら、そのあいだは Microsoft 365 の試用版を使っている体裁ではなく、「ライセンスなしの体裁」にするのが誠実な挙動なり仕様というものだろう。