Scribble at 2020-12-26 23:02:35 Last modified: 2020-12-26 23:06:25

子供の頃は両親と年末年始を過ごしているときに、難波へ買い物や食事に出かけることが多かった。食事で覚えているのは、まず第一に千日前の『はつせ』というお好み焼き屋だ。個室になっているため、一家３人でゆったり個室で食事できる。そして第二に、現在は無くなって小さな店舗が法善寺あたりに残っているようだが、『丸十』という寿司屋によく行った。当時、45年ほど前の話だが、『丸十』は御堂筋に面して店を構えていた。Google Maps で調べると、現在は金龍ラーメンがある場所だ。そして、上記はその後の顛末を知る上でよい参考になる記事だ。こういう記事が書かれて残っているのは、ありがたい。僕が両親に連れられて『丸十』を利用していたのは、たぶん小学生の頃だから５年程度だろうと思う。行くたびに、いまで言えば回転寿司のように一貫ごとの注文というスタイルで、小学生のくせに20皿ていどは食べていた記憶がある（50歳を超えた現在ですら、数ヶ月前に『くら寿司』で18皿を食べた）。『はつせ』は個室でのんびり食事できた良い記憶として残っているのに比べて、『丸十』は大部屋で周りが騒いでいる中を食事していたのが対照的と言えるが、どちらも美味かったからか、よい記憶としてしか残っていない。

千日前と言えば、30年くらい前に友人と何度か足を運んだ、ちゃんこ鍋の店がなくなっている。というか、その店の前にあった小学校すら無くなっているらしいので、あの辺りもどんどん変わっていっているのだろう。ごく最近でも、何度か行って良い印象をもっていたジュンク堂書店がなくなってしまった。