Scribble at 2025-01-30 22:00:25 Last modified: 2025-01-30 22:16:21

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僕が検索サイトとしての Duck Duck Go を信用しかねている理由は幾つかあって、それは単にユーザの情報を不当に取得したり保存するといったことだけに関わるわけではなく、やはりサービスであるからには UX を軽視できないからだ。そして、僕は DDG を使い始めてから10年くらいにはなるだろうし、最初の頃は UI の日本語化にも参加していたのだけれど、そのうち全く改善されない問題にだんだんウンザリさせられて、やはりメインの検索サイトとしては使わなくなった。

その決定的な理由は、「表示言語」と「検索対象の言語」とを区別してくれないということにある。つまり、DDG で UI を表示する言語を「日本語」に設定すると、検索対象まで日本語サイトが優先されてしまうのだ。こんな馬鹿なことがあるか。もちろん、僕は UI も検索対象も英語だけでいい場合が多いので、たまたまどちらも英語で表示されたり英語のサイトが優先して検索されてもいいのだが、試しに UI の設定を日本語にしてみたら、英単語で検索しても日本のサイトが優先的に表示されることに気づいて、これはやはり駄目だと思った。

ただ、英語のサイトだけ見てるからといって結果が良好なわけでもない。DDG の二つ目の欠点である、インデックスしたページの分量が、どうしても後発であるため Google よりも少ないという事実はいかんともしがたい。そして、上記では写真家のポートフォリオを検索していたのだが、やはり上位に出てくるのは、結婚写真ばかり撮影してる、photographer というよりも商売人(もちろんプロであることは事実だが)の宣伝サイトや、写真家のサイトというよりも、そのポートフォリオのテンプレートを宣伝するようなサンプル・ページだ。要するに、DDG であっても検索結果の上位に出てくるのはカスばかりなのである。

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