Scribble at 2020-08-05 12:27:25 Last modified: 2020-08-05 12:40:05
これは常々思うのだが、所用でトイレへ入ってしばらく過ごすときに、履いているものを膝までしか脱がないのはよろしくない。脱ぐなら、ちゃんと足元まで下げないといけない。なぜなら、履いているものが落ちないように膝でささえようとすると、不必要なところに力がかかって緊張してしまうからだ。用を足すときは、ジーパン刑事のように後ろから刺されるようなリスクがある状況でもない限りは、リラックスした方がよい。
大きな方の用を足すというのは、もう自分自身でも何回分の経験があるか数えられないほどだが(幼児期に自覚もなく出していた事例も含めて、平均して1日に1回とすれば、今年で52歳だから18,980回)、色々な経験があって注意しないといけないと感じている。たとえば、あまりにも便秘していて数日おきに硬くて巨大なものを出していると、そのうち切れ痔になることもある。女性は身体から血が出るなんて珍しくもないだろうが、男性はこういう経験があるとかなりゾッとするし、僕もいちど痔になって出血したときは大腸がんではないのかと心配したほどだ。また、最初に述べたとおり、出にくい姿勢や力の入れ方を自分で作ってしまうと、これは経験した人がどれくらいいるのかは分からないが、あまりにも出ないで気張っていると、そのうち気分が悪くなってきて吐いてしまうのである。下から出さずに、上から別のものを出してしまうというわけだ。しかし、それで便意が収まるわけではないため、ちゃんと出るまではムカムカしたままでトイレに居続けることになる。かように、規則正しく良い便通を維持することは重要で、昨今は山中さんがタモリと司会をした NHK の番組だとか、あるい家庭の医学にかかわる一般書でも取り上げられているように、腸の役割は意外なほど多彩であることが知られるようになった。腸の状態が悪いと、脳の働きつまりは精神的な点にも影響があるというわけである。