Scribble at 2025-05-31 16:32:47 Last modified: unmodified
『桜島・狂い凧-兵隊小説集Ⅰ』に続いて第二冊目が発売されていた。ついでに書店で中公文庫の棚を眺めると、意外に梅崎春生の作品が他にも幾つか出ている。古本で沖積舎の全集を手に入れるかどうか思案していたのだが、別に梅崎春生の研究をするわけでもなければ、すべての作品を読みたいという強い意欲もないから、中公文庫で読める範囲でいいような気もする。もちろん、それ以前に大阪市立中央図書館に作品集があるので、そちらを先に借りて読み進めようかと思う。
これは他の作家についても言えるし、同じような事情で文学作品を読む人もいると思うのだが、どうも自分にすら梅崎春生の作品を幾つか読もうとする意欲の理由が分からない。でも、たまたま書店でタイトルや表紙を眺めて手に取った作品を読んでみる気になるという偶然はあって、書店へ足を運ぶ一つの理由にもなっている。こういうことは AI やパーソナライゼーションのアルゴリズムに推薦してもらってもしょうがないことで、自分で分かっている好みや志向の範囲で選ばれても面白くない。寧ろ、場合によってはタイトルや表紙に何の期待も好感もわかないような作品をわざと手にすることだってある。