Scribble at 2024-05-12 08:09:55 Last modified: unmodified
ルータ側でパソコンのプライベート IP アドレスを指定して DHCP のパフォーマンスを改善することで、Windows へログインした際にネットワーク接続が確立するまでの所要時間が短くなる・・・場合もあるという結果になっているのが現状だ。それでも、場合によっては上記のように Windows アカウントへサイン・インした後でも数十秒は待たされることがある。
そして、これに加えて困惑させられるのは、通知領域のアイコンが地球儀(ネットワーク接続を確立させている最中のステータスを表していると思っている)であっても、実はブラウザを開くとインターネット通信が正常にできていることも多いという事実だ。実際、ブラウザを起動した際の「ホームページ(起動画面)」では、幾つかの API を利用してリモートのコンテンツを表示している(https://www.timeanddate.com/clocks/free.html からフレームに取り込んだ時計すら利用している)が、問題なく表示されている。こういうものがキャッシュなわけがないので、どう考えてもインターネット通信ができているのだ。
こうした挙動の不安定さは、もちろん Windows を30年ほど使っている身としては十分に想定していることだ。ひょっとすると、僕らはビル・ゲイツよりも長く Windows を使っているかもしれないのだ(彼は2000年代に入ると、実際には執務で Mac を使っていたという噂か冗談もある)。だが、想定内だから許されるというものでもない。