Scribble at 2023-04-03 15:09:53 Last modified: 2023-04-03 16:12:12

添付画像

キレイキレイ 除菌・ウイルス除去*スプレー

ここ二年ほどは、寝る前に食器を洗った後で、これを冷蔵庫のドアとかトイレのドアノブに吹き付けてから寝ることが多かった。新型コロナウイルス感染症の蔓延が始まった頃は、次亜塩素酸ナトリウムで消毒するというのが流行ったから、『キッチン・ハイター』を極端に薄めて使ったりしたものだが、ハイターを薄めた溶液は臭いので、そのうちこれに置き換えたわけである。この商品は詰め替え用のパックを二ヵ月おきに買っていた。毎日のように使うと、一か月半くらいで無くなってしまうからだ。でも、今年に入ってから店頭で見かけなくなった。それどころか、代わりにアマゾンで買おうとしても、アマゾンですら検索で見つからなくなり、業務用の2リットルという大きなボトルしかヒットしなくなった。でも、公式サイトでは製造中止という告知はない。

おかしいなと思って公式サイトを見ていると、ちゃんとアマゾンにリンクされていて、アマゾンにも専用のページがあって販売されている。では、どうしてアマゾンで検索しても見つからないのだろう。ともあれ、ちゃんと売っていたので、さきほど詰め替え用の2個セットを注文した。

なお、当家は僕も連れ合いも、それから二週間おきに行って一緒に食事している父親も、ひとまず明らかに疑わしい症状は3年間のあいだに出なかった。知らないあいだに感染して免疫を獲得していた可能性はあるが、ともあれ5月に感染法上の扱いが5類へ移行するまでなにごともなさそうだったのは良かった。正直なところ、このような商品を室内で振りまいていたことに何ほどかの効果があったのかどうかは分からないのだが、消毒剤として販売されているからにはイワシの頭というわけでもなし、感染症があろうとなかろうと殺菌・消毒の習慣は続けよう。ただし、過度な殺菌は逆に脆弱な環境を自ら作ることになるので、病的なまでの消毒をしようとは思っていない。免疫を獲得できるていどで済むなら、多少は体に影響があっても生理的な作用を引き起こしておく方がよい。

僕が会社で重大な事例を除いては、しょーもないトラブルとかミスとかを放置したり、ウイルス・メールの類が社員のメール・アカウントにやってきていて Google Workspace が警告を出していても放置しているのは、それが理由でもある。取引先や情報資産に重大な影響がなく、多少は困るていどであれば、トラブルに見舞われて、情報セキュリティの必要性を思い知る方がいいのだ。もちろん、僕がどうしてプロアクティブに動かないのかという逆恨みを社員が起こさないよう、それなりの配慮はしている。僕が無能だからこそ、こんなトラブルが起きたのだと思われてしまっては逆効果だからだ。そして重要なのは、逆に「おめーたちがバカだからだよ」ということではなく、情報セキュリティにおいては人が誰であろうと完全ではないからこそ対策するのだというポイントを分かってもらうことにある。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook