Scribble at 2021-10-01 18:16:14 Last modified: 2021-10-01 18:17:33

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落合稔、石井明『財務諸表の分析入門』(千倉書房、2010)

かなり昔の財務諸表の入門書であり、前半は財務諸表の初等的な解説があり、後半は財務諸表を使った企業価値の分析手法が解説されている。その中には、指標として数多くの比率が紹介されており、それらの比率を算出することで事業や企業全体の力を分析したり推し量ろうという主旨の本である。もちろん、入門書なので、財務の実績ある実務家が知っているような、複雑かつ詳細で高度な事項や脈絡の解説というのはない。だが、これはこれで明解に書かれていて、通読にも難儀することはなかった。

ただし、冒頭で述べたように20年以上も前の本であるから、IFRS の話などは冒頭で簡単に紹介されているだけである。

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