Scribble at 2020-08-16 11:44:31 Last modified: 2020-08-16 11:47:02

csh and tcsh work

別のサイトで掲載していた csh / tcsh シェルの資料を、特集コンテンツとして MD に再掲載した。同じ方針で設計したスタイルシートを使っていたから、HTML も CSS も手直しは少なかったのだが、シェルのサイトでは記事を article 要素としていたので、これは要素から外した。もちろん article 要素にする方が「正しい」のかもしれないが、実際に使い始めると《どこからどこまでが》article 要素に該当するべきなのかを決めるのは意外に難しく、場合によってはページごとに判断の一貫性を維持するのが難しくもなる。その典型は、もちろんフロント・ページと翻訳文書のページだ。article 要素は address 要素の作者情報に紐づくというのが原則だが、もちろん入れ子にすると address のスコープから外れるし、同じ原則を貫徹するなら引用文のフォーカスも外れてしかるべきであろう。しかし、そういう厳格さを要求するなら、結局のところ address 要素に紐づく article 要素を厳密に区画するのは困難であり、これではまるでパーセプトロンの教科書を読むような羽目(要素どうしを線型に分離できない事例が出てくる)になってしまう。どうにか分離できるようにコーディングするなら、インラインで引用するときでも改行するとか(そして、そのたびに article 要素としての区画から一時的に引用個所を外して、再び article 要素を開始して・・・)、そういう方針でコーディングしなければならなくなる。そこまでやる必要があるだろうか。必須でもないマークアップのために。

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