2018年07月27日に初出の投稿

Last modified: 2018-07-27

いま WordPress のテンプレートを書いていて、デザインやチャットでの会話からあれやこれやと盛り込みたい様子が分かるのだが、たとえば実装したがっている機能の一つに「関連キーワード」というのがある。投稿記事にタグが設定できるから、それをタグの一覧としてサイドバーへ表示したり、投稿記事の末尾に並べたりして、検索性を高めたいという意図のようだ。でも、僕はこの手の機能はオーバーテクノロジーだと思っている。SEO的な意味はあるかもしれないが、ブログでこんなものを使う人は、実際には殆どいないと思うからだ。みなさんも、どこのブログでもいいが「タグ」をクリックして記事の一覧を表示したことがあるだろうか。月別のアーカイブくらいは使うかもしれないが、たいていは乱雑に並ぶタグの羅列から目的のキーワードを拾い上げるだけでも面倒臭いわけで、どうしていちいちそんなことをしなくてはいけないのかと思うのも無理はない。ここ MarkupDancng がブログだったなら、確かにカテゴライズされていない記事の中から「歩行」についてだけ記事を読みたいという人がタグを使うことは考えられるが、実際のところ多くの人は個々のブログをそこまで広範な話題について運営したりしない。ゲームならゲームのことしか書かない人が大半であり、趣味の切手集めのブログで後期高齢者医療制度や超越論的現象学やシュレーディンガー方程式や EGO-WRAPPIN の音楽を語る人はそう多くない。逆に言うと、タグでいちいち選り分けなくてはいけない時点で、そのブログは「面倒臭い」と思われてアクセスが減ってしまうのであり、ブログの運営を指南するような書籍とか雑誌記事とかウェブページでも、MarkupDancing のような「全人的」とも言うべき(笑)コンテンツを推奨していないのである。そういう、ブログ運営者のパーソナリティだけでビジターを引き寄せられるのは、簡単に言えば芸能人を始めとするセレブくらいのものだ。

また、投稿記事のランキングも、新しくサイトを作るときに人が実装したがる機能の一つだ。でも、これも同様に僕は無駄な機能だと思っていて、寧ろ提供したいコンテンツへの導線が歪められてしまうと思う。そもそもたいていのビジターは新しく公開したサイトのページには検索で到達するのだから、ランキングなんてものにもともと興味はないし、ビジターの興味を惹くには、漫然と1位から5位の記事のタイトルや画像を表示するていどでは、動機付けが不足していると思う。

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