Scribble at 2024-09-29 19:06:15 Last modified: 2024-09-29 19:07:46

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ちなみに、梅田ロフト閉店のニュースを見ていると、「待ち合わせ場所としてもお馴染み」なんて報道も多い。梅田ロフトとは「何かを買いに行く場所」というよりも、どこか「ランドマーク的な場所」になっていたのではないか。そのことは、店内を見ていると、なんとなく察しが付くのだ。

大阪梅田「ロフト閉店」に見る雑貨店の栄枯盛衰

梅田の Loft には「ほぼ日手帳」を買いに行ったり、それから心斎橋の東急ハンズが移転・縮小して、どこにあるのかすら分からなくなってしまってからは(つまり調べる意欲も湧かなくなるほど、移転先のスケールがしょぼいと感じた)、文具店ではなかなか買えないものを物色しに行っていた。年賀状を買うこともあった。なので、規模を縮小して移転するとは言っても、明らかにスケール・ダウンして足を運ぶ値打ちがなくなると思えるような施策は、ユーザにしてみれば事実上の閉店に等しい。行く値打ちのない店があろうと、はっきり言って消費者としては近辺の文具店と同じだからだ。なんでわざわざ梅田まで足を運ぶ必要があろうか。

ということなので、このような移転は無意味だと思う。事実、しょぼい移転しかできなかった東急ハンズなんて、他に大阪市内では店舗がないのだから、もうブランドも含めて忘れてかけているほどだ。なので、辛うじていくらかの売上を維持したいなんていうスケベ根性は切り捨てて、さっさとネット販売だけに移行したほうがコスト・カットにもなる。どのみち、Lofe に行きたい僕らのようなユーザは、他にも阿倍野橋に店舗があるのだから、何かあれば天王寺まで行くだろうし、実際にあべのキューズ・モールへ行くついでに阿倍野の Loft にも行くことはある。

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