Scribble at 2022-10-25 10:03:45 Last modified: 2022-10-25 10:08:30

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昨日、ようやく macOS 13 (Ventura) がリリースされた。自宅で使っている MacBook Air 13 inch, 2018 でアップ・グレードしてみたところ、さっそく変わったのが「この Mac について」という小さなウィンドウだ。Monteley まではタブ形式でストレージなど幾つかのスペックがカテゴリーごとに表示されていたのだが、今回からは縦長の小さなウィンドウにプロセッサやメモリなどの情報が記載されているだけだ。そしてウィンドウの末尾にある "More info..." をクリックすると、上記の「環境設定」画面でスペックの詳細が分かるようになっている。この見た目や操作感は、なんとなく iOS のデザインを macOS に反映させたように思えるのだが、Apple も "mobile first" になりつつあるのだろうか。

この環境設定画面も、Windows のコントロール・パネルみたいな、実はアイコンだけでは意味が即座に分からないものからは少しマシになったと思いたい。スマートフォンの小さな画面だと、更にアイコンだけを表示して余計な要素を省くインセンティブはありそうだが、実際にはアイコンだけだと分からなくなってきているという事実があるためか、iOS はアイコンだけの一覧となっているではない。確かにアイコンだけの表示ではなくなって、環境設定での一覧性は低下したのだろう。でも、実のところ一覧性はどのていど重要なのだろうか。そこは、短絡的に「いちらんせいにかける」と幼児のように繰り返すことなく考えるのが大人の UI デザイナーや情報アーキテクトというものだろう。

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