Scribble at 2023-07-19 21:37:57 Last modified: 2023-07-19 21:38:05
毎年のように感じて、おそらくは毎年のように家庭で話題にしたり、あるいはどこかへ書いているだろうと思うのだが、芥川賞と直木賞は僕にとって完全に地に落ちた文学賞である。それこそ半年ごとの「小説読書フェア」を煽るためのイベントみたいなものだとしか思っていない。
もちろん、受賞作を読むことはある。 磯崎憲一郎氏の「終の住処」、モブ・ノリオ氏の「介護入門」、吉田修一氏の「パーク・ライフ」、 宮本 輝氏の「螢川」、堀田善衛氏の「広場の孤独」と、直木賞の受賞作は全く手を付けていないし、付ける気も起きないわけだが、このたびの受賞作である市川沙央氏の「ハンチバック」も一読したいとは思う。