Scribble at 2021-10-15 17:21:26 Last modified: unmodified

添付画像

AWS の運用は、そろそろキャンペーンが開始されるため、公開領域にコンテンツを置いて結合試験を始めているようだ。あいかわらずキャンペーンの詳細がわからないまま設計させられたので、実際にキャンペーンでサーバに大きな負荷がかかるのは、ユーザからのデータ登録を受け付ける2ヶ月間だけのことだ。よって、EC2 のスペックを低く保つために Lightsail を無理に使う必要はなかったかもしれない。ともあれ、導入が簡単だという点では Lightsail にするのも悪くないだろう。

ところで、公開領域へコンテンツを置いた後に、ロード・バランサから見たオリジン・サーバとなるウェブ・サーバで、委託先のベンダーがベーシック認証をかけたらしい。しかし、これではベーシック認証を通過できない。CDN(CloudFront)とは関係のない話だからだ。こういう場合は CloudFront でベーシック認証を設定しなくてはならず、簡単に手順を説明すると CloudFront の「関数」設定で JavaScript 形式のユーザ関数を発行し、適用したいディストリビューションの「ビヘイビア」で関数の関連付けとして、発行した関数をデプロイすればベーシック認証が適用される。それから CDN を使った動的コンテンツではよくあることだから追記しておくと、エンド・ユーザから情報を投稿してもらうフォームで Cookie を使うため、この場合はディストリビューションの「ビヘイビア」で「キャッシュキーとオリジンリクエスト」の項目を "Legacy cache settings" へ変更して、キャッシュ・キーが含む Cookie を指定すればよい。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook