Scribble at 2022-04-02 08:41:28 Last modified: unmodified

添付画像

Charlie's Diary

自分で機械翻訳を使ったのか、それとも生半可に日本語を知ってる人に翻訳してもらったのか。よく知らないが、「チャールズ・ストロスの本を買って。」というのは(コミカルな印象は受けるものの)奇妙なタイトルだ。そもそも欧米人の殆ど、文筆家であればなおさら、ページの見出しや文章のタイトルに句点など使わないからだ。翻訳の元にした表現に句点が使われているからこそ「。」まで表記してあるのだろう。そして、チャールズが日本では(自分たちの習慣とは違って)ページのタイトルに句点を使うなんて思うのだろうか。日本人がみんな糸井重里をはじめとする博報堂系のコピーライターだと思われては困る。

それはそうと、『アッチェレランド』(Accelerando)は元ライブドア取締役の Perl 使いのおじさんが評価するまでもなく優れた SF 小説として昔から知られているけれど、こういう作品に限って早川書房は文庫にしたがらない。たぶん『三体』も単行本のまま、売れるだけ売り続けるのだろう。だから海賊版の PDF も出回るわけだが、これは従来も今後も(社会科学者がまじめに研究テーマとして成果を上げない限り)水掛け論であろう。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook