2022年01月05日に初出の投稿

Last modified: 2022-01-05

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Abaseen Podcast / 34:11 It is absolutely NOT true that a language "works because there's industry behind it".. Python was a crappy scripting language when it came out and Perl was king, but Python developed a following. Over the next 20 years, all the kids who loved Python got into positions of power and brought Python with them. It is a cop out to say Forth failed because there was no industry support. Forth has been held back by Forth Inc and its own community, sorry to say. Instead of spreading the language, Forth Inc. tried to make consulting bucks off of it. It missed the boat while Forth Inc was trying to serve its own narrow focused interest. This is the problem with Forth. It really should be more popular than Python, but it isn't. and no one is willing to take an honest, self critical look at this. Why doesn't gforth have a help word? do you think this is not important? well that's why no one cares about it. No one gives you anything because you claim you're special, they have to see you solving their problems and the least you can do for a novice is to give them a help facility. Instead of telling them to jump through hoops to install the thing and when they do it just stares them in the face and they have to go find a book that works with the version that they installed. The barrier to entry is super high and most people in the Forth community just do not seem to 'get it' they're all in their own little world busy writing more and more forth interpreters (and wondering why Forth isn't popular with the kids)

Forth2020: A Chat with Chuck Moore

上記のコメントは、なかなかこういうカンファレンスの動画には寄せられないので、一考に値する。もちろん、FORTH は現在でも FreeBSD をはじめとして、僕らが接しているソフトウェアや製品やサービスと関わりがあって、決して〈死んだ〉言語でもなければ、Brainfuck のような際物でもない。れっきとした現役の仕事道具である。また、そのシェアやプレゼンスが Python や C# などに比べて控え目だということも事実だろう。

しかし、第一にプログラミング言語のシェア争いは winner takes all ではない。チューリング完全という条件まで必要かどうかはともかく、少なくとも言語 A にしかできないことなどない(もっとも、他の言語で実現するには誰かがプログラムを書かなくてはいけないし、場合によっては誰かの情報開示が必要かもしれないため、或る種の政治なり取り引きが関わるかもしれないが)と言える限りで、プログラミング言語の選択は開発者グループのコーディング・スタイルとか、速度を重視するのか、それとも学習負荷を抑えることが重要なのかといった、いくつもの判断基準なり好みによって、支配的な言語があるとしても、全ての開発者に普及したりはしないし、強要することもできない。

そして第二に、プログラミング言語の選択において、本当のところ「シェア争い」なんてものは大半の現場で起きていない。現在のウェブ・アプリケーションを開発する受託案件の業界で、Python でしか実装しないなどという会社は事業継続不能だろう。実際、弊社が過去に開発を委託しようとした開発ベンチャーは、Ruby でしか開発しないと豪語して、PHP での開発を「ダサいから嫌だ」と拒否したが(本当にこんなことを弊社のディレクターに言ったらしい)、翌年に彼らのコーポレート・サイトは既にドメイン・キーパーの宣伝文句が踊っていた。われわれプロの技術者というのは、好き嫌いや技術者としての価値観は別として、強く逆提案する根拠がない限りは与件に従って開発の道具を受け入れたり選ばなくてはいけない。僕のような管理系部署のジジイですら、C, Python, Perl, PHP でプロダクト・レベルのコードを納品したことはある。クライアントが「PHP を使ってほしい」とか「WordPress で構築したい」と言ってくれば、受託側として選択できるのは PHP のバージョンや、有効にするモジュール、あるいは WordPress に使うプラグインなどであって、クライアント側の技術者が使ったこともない Rails のフレームワークを提案することではない。

もし FORTH が Rust と肩を並べる開発言語としてシェアを延ばすべきであるという正当な理由があれば、それは政治的またはシステム開発の生産性向上に寄与するという理由で一考の余地があろう。しかし、本当のところ FORTH に関わる人々が、そんな理由を持っているとか、理由があろうとなかろうとシェアを延ばしたいという意欲なり野望を持つべきかどうかは自明ではない。

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