Scribble at 2023-03-05 15:08:13 Last modified: unmodified

連れ合いがデスクトップ・コンピュータを新調したので(長らくノート・パソコンしか使っていなかった)、室内を整理していると古い漫画雑誌が出てきたという。それらに目を通していて思い返すと、僕も漫画雑誌はたくさん買っていたなと思う。

小学生の頃は『がきデカ』が学校でも話題になっていたから、『週刊少年チャンピオン』を買っていた。たぶん『がきデカ」や『マカロニほうれん荘』なんかは単行本でも買った筈だ。

次に中高生の頃は『タッチ』などを読んでいたため、『週刊少年サンデー』の愛読者だった。これも単行本で『タッチ』は全て持っていたと思う。

それから大学生になる頃までは『ヤングサンデー』とかを読んでいた筈だが、あまり熱心に読んでいた作品はない。どういう作品を読んでいたのか、全く記憶がない。

それからは暫く漫画雑誌を買って読む習慣がなくなった。理由は、ともかく他に買って読む本が膨大に増えていったからだ。たいていの人文・社会系の大学院生なんて、そんなものであろう。まともなレベルの学生であれば、おおよそ大学院にいる数年間で2,000冊や3,000冊は買うと思う。奨学金を親に生活費の足しとして渡さなくてはいけないような家庭の学生でも、アルバイト代の大半を本の購入に充てる(もちろん、新刊書や洋書ばかり買っているわけでもないが)。

そういう生活が一段落して、ウェブ・コンテンツのデザインやメディア編集やシステム開発、あるいはサーバの構築やら情報セキュリティ・マネジメントを仕事とするようになってから、久しぶりに買い出したのが『月刊少年マガジン』で、『修羅の門』を読み続けていた。それから、連れ合いが買っていた『月刊Flowers』に掲載されている作品を読むようになって、そのうち連れ合いが所持している数々の少女漫画も読むようになった。もともと、『百鬼夜行抄』は連れ合いが読んでいたのだが、もう10年くらい前から僕がアマゾンで予約して買う習慣となっている。

ただ、同じく10年くらい前から漫画雑誌は買わなくなった。ひと月に何百円の雑誌が買えなくなったわけでもないし、他の本を買うために買い控えせざるを得ないわけでもなく、連れ合いは節約という理由を口にしているけれど、僕は必要なくなったというのが率直な理由である。単行本としてたまに買っている作品だけでいいし、もちろん読みたい作品はいくつもある。『修羅の門』なんて「第弐門」は全く読んでいない。

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