Scribble at 2024-08-16 20:41:02 Last modified: unmodified
東京メトロ東西線の早稲田駅前にある同店は、前身の「あゆみBOOKS早稲田店」として平成元年にオープンした。平成30年12月には、江戸時代に日本橋東中通で栄えた「書肆文禄堂」に由来する現店名でリニューアルオープン。45坪の店内では、早大に縁のある著者や作家を招いたイベントを開催するなど、早大だけでなく近隣の早稲田中学や高校の生徒ともコミュニケーションを図れる店舗運営を心掛けてきた。
なるほど、早稲田界隈には書店がそもそも無くなってしまうのか。うちの近所(それがどのていどの範囲かはともかく)も昨年に駅前の本屋がなくなって、本屋と呼べる体裁の店は2軒くらいしかない。でも、経済や地域のビジネスという大局ではインパクトがなにほどがあるとしても、僕個人の行動パターンとして言えば、これは些末な話だと思ってるんだよね。だって、僕はもともと地元の本屋で本を買う習慣が殆どないからだ。僕が自分で本を買うようになったのは、たぶん鉄道少年だった小学校の4年生頃だと思うが、その頃から学校の帰りに阿倍野橋のユーゴー書店や旭屋書店で本を買ってたし、誕生日に小遣いをもらうと梅田の旭屋書店などに行って買っていたからだ。つまり、大量の蔵書を抱えている書店を知っていて、そして僕らのように小学生の頃から「学区」というものを無視して通学するのが当たり前の生活を送っていると、そんな地元の地域の中で買い物を完結させるなんてことはありえないんだよね。それはいまでも変わらない。もちろんアマゾンを利用するようになったから、本を買う手段は昔と今とでは違うけれど、それでもジュンク堂などの大型書店に足を運ぶ頻度は子どもの頃よりも逆に増えているし、買っている本も増えている。それは、アマゾンで検索したり、「マッチング」なんていう程度の低いアルゴリズムに頼るよりも、書店で眺めているときの偶然が意外に有効だし、そして手にとってみた自分自身の判断力の方が、クズどものレビューや星の数なんかよりも確実に正確かつ妥当だと言える程度の自信はある。つまりは実店舗の書店へ通うことには、まだ十分に効用があるのだ。
というわけなので、早稲田の小さい書店がなくなろうと僕にはどうだっていいわけだが、しかし実店舗の書店という事業がそもそも成立しなくなるのは困る。アマゾンしか本を買う手段がなくなったら、逆に本を買う頻度が減る可能性もある。目当ての本が決まっているならアマゾンは便利だが、いわゆるウィンドウ・ショッピングにアマゾンは向いていないからだ。5冊ごとにたいていはガラクタみたいな「スポンサー広告」の本が出てくるし、これは何度も書いてるように、洋書のカテゴリーには大量のメモ帳が「書籍」と称して出品されている。これは、もちろんヤクザやテロリストや北朝鮮がマネーロンダリングの目的で、自分たち自身で売り買いしているわけだが、これを BBC が指摘したのは10年以上も前なのに、アマゾンは全く手を入れていない。これについては、僕はアマゾンは既に共同正犯と見做して犯罪会社だと言って良いと思う。なので、他のサービスを使ったり使用人に買いに行かせるような金持ちではないから、多くの買い物をアマゾンに頼っているのが現状ではあるけれど、チャンスがあればアマゾンを利用しないで済むようにしたいとは思う。