Scribble at 2026-06-03 07:22:16 Last modified: unmodified

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ASMR と呼ばれるパフォーマンスとそれへの反応がどういうものなのかは、まだ認知科学として明解な定義も解説もない。そもそも、いまでこそ無言で黙々と調理したり髭を剃ったり機械を組み立てる場面を流す動画という意味に理解している人が多いと思うが、もともと ASMR (autonomous sensory meridian response) というキーワードを思いついた人物の説明では、たとえば "meridian" は「最高潮」という意味で、つまるところオーガズムの比喩だった。それゆえか、当然のように続々と現れたのがアダルト・コンテンツだったわけで、中国では正式に「低俗コンテンツ」として禁止されることとなった。

また、心地よく落ち着く感覚をもたらすコンテンツというだけでは、mindfullness や meditation との違いが分からないので、ASMR では、あなた自身に向けられている誰かのふるまいから生じる音や動作などであることが強調されるので、実は調理のシーンといった不特定の誰かに対して料理しているとか、あるいは屋台で料理してるシーンの動画、それから誰か別人の髭を剃ったりヘア・スタイリングしてる様子の動画などは ASMR ではないのである。ましてや、雨天の窓際をえんえんと撮影した動画なんてのも ASMR とは関係がない。

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