Scribble at 2022-11-24 12:14:14 Last modified: unmodified

昨日、午後から有休をもらって形成外科に通院してきた。

2022年11月15日に初出の投稿

上記の話の続きである。本日は朝から抜糸のために有休を取って通院してきた。

それはそうと、どこかで見かけて「アロテーム」とタイプしたが、医師の所見を聞いているときに「アテローム」だと言われたので、上記の記事も修正してある。ただし、「粉瘤」と呼ばれる上皮にできる腫瘍だけでなく、動脈血管にできる堆積物も循環器系の分野では「アテローム」と呼ぶらしく、医師から手渡された病理組織検査の報告書には所見としてアテロームと書いてあったが、正式な病理組織判定では "epidermal cyst"(表皮嚢胞)とあった。

これまで抜糸というのは一度だけ経験があって、10年くらい前に作った傷で処置してもらったことがある。地下鉄の列車に乗っていて、揺れた瞬間に手を列車の通風孔に入れてしまい、右手の中指を深く切ってしまったときに3針ていど縫ってもらったときのことだ。なまじっか背が高いと天井やエアコンの通風孔にも手が届くので、そういう傷をつくることもある。日本のサラリーマンの処世術としては、他人に(適度に)もたれかかるのがラッシュ・アワーでの習慣であり様式美なのだが、どこかで自力で支えられるという、小人民族にあって恵まれた体格があると、得てして過信や傲慢が生じて報いを受けるという教訓であろう。で、そんな些事はともかく、指の抜糸では麻酔をしてもらった気がするのだが、今回は特に麻酔もなく終わった。左の耳の後ろで、何度かは僅かな痛みを感じたけれど、歯科医院で歯を抜いたり神経を抜く施術に比べたら痛みの類には当たらないていどだった。粉瘤を取り除いた跡も、痛みや痒みは全くないし、なかなか施術のしっかりした医師に処置してもらって良かった。

あとは、傷口をメンテナンスしつつ1ヶ月後に経過を診るだけで終わりとなる。傷口のメンテナンスは、形成外科とあって幾つかのやりかたがあるらしく、目立つ個所についてはスポンジを使った圧迫するような方法などもあるらしいが、幾つかの選択肢を聞いて、僕はテープで固定して傷口が過度に変形するのを防ぐ方法をとることにした。耳の後ろなので、さほど目立たない箇所だから、過剰な(つまり美容の範囲になる)対応は必要ないと思ったからだ。ともあれ、これまで10年以上にわたって気になっていたものがなくなり、腹が出てるとかいった中年特有の心配事を除けば外形的な懸念はなくなった。

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