Scribble at 2022-09-12 08:36:33 Last modified: 2022-09-12 18:24:52

添付画像

PixArtと共同開発のセンサーOMEN Radar 1 Sensor を搭載。200~7,200dpiの解像度と220 IPSのトラッキング速度でeスポーツアスリートが求めるレベルに対応します。

HP ゲーミングマウス 有線 OMEN by HP VECTOR Essential マウス 7200dpi 220IPS 1670万色カスタマイズLED 6ボタン (型番:8BC52AA#UUF)【国内正規品】

Microsoft の Basic Optical Mouse の代替品として、上記のマウスを注文した。

僕がマウスを買うときに考慮している条件は、サイズと重さである。僕の掌は中指の先から手首までが約18cmほどあるため、一般的には12cmから13cmほどの大きなマウスが使い易い。Japanese と呼ばれる東の海域に住む小人族が使う「Mサイズ」とか「コンパクト」とか記載されている商品を僕らが使うと、ハルク・ホーガンに裁縫をさせるような結果になるからだ。ちなみに、いま使っている Basic Optical Mouse は11.3cmである。それに、マウスというのはマウス自体の重量でポインタの動きも変わるので、コントロール・パネルやレジストリでマウスの速度や加速度を同じ値に設定しても、軽いマウスだと速度が上がりすぎて扱うのが難しくなる(もちろん、速度を下げる再調整が必要になる)。加えて、小さなマウスをつまむように扱うので、肩凝りの原因にもなる。そしてさらに、マウスが軽いのでケーブルの僅かな引っ掛かりや反動だけでポインタがグラグラと動いてしまうので、常にマウスを握って固定し続けるような力を加えていないといけない。これも、肩凝りの原因になるのだ。かといって、重量については重過ぎるのも困る。以前も使ったことがある充電式のマウスだと、当時はバッテリーの性能も低かったせいで、マウスに内蔵されているバッテリーが重くて逆にこれも肩凝りの原因になった。まるで、軽めの鉄アレイでポインタを操作していたようなものだったからだ。

他にも、好みとしてはゲーミング・マウスのようにプログラマブルなボタンがついていないシンプルなものがいいのだけれど、今回は敢えてタイム・セールスで安かったゲーム用のマウスを注文した。いまやアマゾンでも事務用のマウスは小人用の鼻くそみたいなマウスばかりだし、事務用ですらワイヤレスのマウスが大半を占めている(それに Bluetooth だとデスクトップ・マシンでは使えない)。それに、事務用のボタンが3つしかないシンプルなマウスでサイズの大きな商品だと、せいぜい Microsoft の IntelliMouse とか Comfort マウスくらいしか選択肢がないし、これらは5,000円ほどするため、会社で買ってもらうならともかく、プライベートで買うにはいささか高い。

このたび注文した hp のゲーミング・マウスは、もともと3,000円ていどの安いモデルだが、さらに2,000円ほどになっていたのが良かった。おまけにサイズは12.8cmとなっていて、Basic Optical Mouse よりも更に大きい。もちろん、マウスの握り易さというのは縦のサイズだけではなく高さも関係があって、Apple 製品のマウスみたいに花札や焼き魚を握ってるのかと思うような平べったい形状だと、僕は手の重さをマウスに預けられなくなり、手を浮かせる力だけで疲れてしまう。その点、このマウスは高さも4.1cmほどあって手を置きやすそうだ。感想は追ってここに追記したい。

[追記] OMEN by HP VECTOR Essential は、さきほど届いた。さっそく使ってみているのだが、このミドル・ボタンの手前にある DPI ボタンというのが強力で素晴らしい。ここをクリックするとモードが順番に切り替わり、800 - 1,600 - 2,400 - 4,800 という解像度が選択できる。僕がこれまでレジストリで設定していた速度だと 2,400 DPI くらいで動かしていたことになるのだが、これよりも更に速い 4,800 DPI なんてのが当たり前のように装備されているのは凄い。僕でもこんな速度でポインタを操作するのは難しいが、e-sports の選手だと用途が何かあるのだろう。だが、僕は業務でもゲームでも DPI を切り替える必要は感じないので、とりあえず 2,400 DPI で固定だ。それに、この解像度の切り替えはマウスの手前にあるランプで分かるようになっているのだけれど、この色そのものは専用の設定画面で変更できるようになっているらしいから、どのみち色を設定すれば DPI ボタンを押しても判断できなくなる。

そしてマウスそのものの大きさや形状も、さすがに e-sports 用のマウスだけあってグリップ感もいいし、なにより大きな(というか僕らには最適な)サイズが嬉しい。クリックもしやすいし、ミドル・ボタンも余計なひっかかりが全くないので、スムーズにスクロールできる。買い換えた値打ちは十分にあった。

なお、このマウス専用に(なかば勝手に)インストールされる管理ツールがあって、ドライバのつもりなのだろうが、こんなものまで勝手にインストールされてはどうかと思うのだが、マウスのランプの色を変更できたり、パソコンのモニターを表示したりする OMEN Gaming Hub という。箱に入っている取り扱い説明書では OMEN Command Center と書かれているが、もうこのツールは存在しない。hp のサイトからダウンロード・ボタンをクリックしても、あるいは Microsoft Store から検索しても、OMEN Gaming Hub しか出てこない。

それから30分ほど色々と画面操作してみて分かったのだが、2,400 DPI だと僕には遅い(マウスをスナップするアクションに比例してポインタの動く距離が、これまでレジストリで設定して Basic Optical Mouse で動かしていた距離よりも短い)ということが分かったので、これは何かマウスの設定画面などを使って再調整する必要がありそうだ。2,400 DPI のままだと、ポインタの動き方が少ない(つまり遅い)ので、ややイライラさせられる。距離が短いと、スナップだけではなく手首そのものを動かす必要があるので、面倒だし手首が梃子の中心になるので腕を手首で動かすような体裁になって疲れる(つまり肩凝りなどの原因になる)のだ。

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