Scribble at 2021-06-09 18:13:57 Last modified: unmodified
今年になって発表されたガイドラインの一つが参考になる。
上記のグラフはケース・スタディとなった教室での結果を示しており、縦軸が室内にいた人数を表し、横軸が一緒に滞在した時間を表している(マスクをした場合は上辺の「日数」が尺度となり、マスクをしない場合は底辺の「時間」が尺度となる)。たとえば、我が家は二人で生活していて、生徒が学校の教室で座っている密度に比べたら距離を離して過ごしているから、"Six Foot Rule"(2m の social distancing)以下であり、「Safe」という文字のベースラインあたりが縦軸の値となる。これでお互いにマスクをしていれば、"natural ventilation" として窓を空けて風で室内の空気を循環しているていどでも、横軸(マスクをしている場合の尺度)では2週間以上の日数が経過しても空気感染はしないと考えられる。
もちろん、これは空気感染だけに限った予想なので、他の感染経路については別の対策が必要だ。たとえばトイレなどの共有する場所で触れる扉を消毒するとか、食事などで使う物品の区別とか、既にみなさんもご承知のものがあろう。