Scribble at 2020-12-24 16:41:44 Last modified: 2020-12-24 16:43:10
このまえ、Windows Update をした直後から MS-IME がおかしい。ChatWork で何か書こうとすると、最初の文節がぜんぜん出てこない。よく、左上に小さな入力エリアが現れて別枠のように文字を入力している体裁になってることはあるが、どうもそういう様子でもなく、文字が見えないままタイプしてスペース・バーを叩いても何も変換結果が現れないし確定もされていない。それどころか、Enter を叩いて変換していることだけが受け付けられているらしく、バカみたいに二行ほど改行してカーソルが下へズレるだけだ。
何度か書いているが、IME なんていうソフトウェアで日本語を入力しなければいけないことこそ、日本人としてのコンピューティング環境における最大のボトルネックになっており、国家規模で生産性に影響が出ていると思う。別に、TRON なども絡んだアメリカの陰謀だとは思っていないが、無自覚なバカほど始末の悪いものはない。そういう連中のやることに alternative があったり凌駕できる方法があるなら、即刻採用して粉砕し乗り越えて前進するべきである。
ということで、或る意味では究極の選択と言えなくもないが、MS-IME は捨てて Google IME を再びインストールすることにした。いつものことだが、Shift + Space で IME をトグルしているという特殊なキー・マッピングは、「直接入力」と「入力文字なし」について、Shift + Space を「IME を有効化」と「IME を無効化」の両方を設定してやるとトグルになる。相変わらず不思議な設計だ。これを改めて設定するために、あれこれ調べているうちに、kyo さん(hail2u)の2009年の記事まで拾い上げて目を通していたくらいだ。
Google IME は入力モードがカーソルの近くに表示されて間違いが少ないし、これはこれでなかなか良好だ。マイクロソフトのソフトウェアはクズ揃いだがマウスは絶品であるのと同じく、Google は大抵のサービスはクズだが IME はそれなりに工夫があって使えるようだ。