Scribble at 2025-07-04 18:40:34 Last modified: 2025-07-04 18:45:18

添付画像

iPhone 15 を使い始めた当初は、au/KDDI の「スマホトクするプログラム」という実質的にはリース契約のようなもので、2年おきに機種変更しておこうと思っていたのだった。もちろん、このプログラムだと一定の「本体料金」を払い続けることになるので、SHARP のスマートフォンを使っていたときのように、本体料金を支払い終わった後は通話料金だけで使い続けるという楽な運用ができなくなる。いわゆる「シャブ漬け」というやつだ。運用コストを安く抑えることが最優先であれば、もちろん再来月に発売が予定されている iPhone 17 はスルーするのが望ましい。

これは、もちろん使っているスマートフォンが現状の運用方法のままでスペックを変えさせられることなく使い続けられるなら、という条件が満たされていなくてはいけない。「スマホトクするプログラム」だと、2年めの交換時期を逸したら、残額を24分割にして支払い続けることとなる。よって、更に2年は同じくらいの「本体料金」を払い続けることになるから、もう2年間は故障しないという前提があれば、それ以降は本体料金がゼロになる。つまりは実質的なリースの状況から、本当に購入して自分のものになったという体裁になる。SHARP の SHV47 (AQUOS zero2) がそうやって所持しているスマートフォンであり、幸運なことに今でも傍らに置いて使い続けている。Abema の将棋中継を眺めたり、あるいは Open Camera という高性能なカメラで iPhone を撮影したりと、いまでも十分に使える。なにせ、これは2020年に使い始めた当時は SHARP のフラッグシップ機種であり(正式発売は2019年)、10万円以上の価格帯である高額機種を買ったのは、僕としても初めてのことであった。高性能な機種であれば、パソコンだろうとスマートフォンだろうと、最低でも5年以上は使いたいものである。ということで、今でも使えているのは、スペックとしては当然だろうと思うのだが、実際には同じ機体をずっと使っているわけではなく、一度は故障して新品に交換していたのだから、交換した機種を使い始めてからだと3年しか経過していない。よって、まだ2年くらいは使いたいと思っているところだ。

たぶん iPhone であろうと、さらに2年は使うとなると、バッテリーは交換することになるだろうと思う。それでも、あと2年は本体料金を払い続けて手元に残せるようになれば、スペックとしてはいまの用途なら十分に使える。もともと、SHV47 に内蔵されているスピーカーの性能が貧弱であったため、iPhone に換えたという事情があったのだけれど、それ以外は別に iPhone を使っていようと Android を使っていようと、実はどうでもよい。実際に iPhone を使ってみて、その体感も経験として掴んだし、いまとなっては操作性についても大声を出して語るほど iPhone が抜きん出て優れているわけでもない。ただ、それ以降に揃えた iPad や Apple Watch との連携という事情から言えば、やはり iPhone を使い続ける方が便利ではある。とまぁ、そういうわけなので、いまのところは大きな(特に雇用・家計としての)リスクもないので、北朝鮮やロシアに核兵器でも打ち込まれない限りは、9月に iPhone 17 に乗り換えてもいいだろうとは思っている。なんにしても、それだけ余裕のある見通し、つまりは暮らしを維持できるのは有り難いことだ。僕自身の桁違いの有能さがあってこそだとは言いたいが、もちろん有能でも仕事が見つからない人はたくさんいるし(特にウクライナやガザでは)、働いていても人間関係や仕事の内容などで不愉快・不本意なことが多い人もいることだろう。そういう意味でも、僕は(企業の部長としては「甘い」と言わざるをえないが)勤務環境には恵まれていると思う。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る