Scribble at 2022-07-26 14:37:29 Last modified: 2022-07-26 14:43:53
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の高橋治之元理事(78)が在任中、大会スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」(横浜市)側から4500万円超を受領したとされる疑惑で、東京地検特捜部は26日午前、受託収賄容疑で東京都世田谷区にある高橋氏の自宅などの捜索に入った。また、組織委のスポンサー募集を担い、組織委に社員を多く出向させていた大手広告会社「電通」(東京都港区)を同容疑の関係先として捜索した。
正直、記事の内容そのものはどうでもいいんだけど(そりゃオリンピックなんて兆の単位で金が動くんだから贈収賄くらいやってるだろ)、他の新聞記事も読んでいたときに読売新聞だけが初出の人名や社名を括弧で括っていることに気づいた。これが読売だけの用字・編集ルールなのかどうかは知らないが、確かにこういうルールがあるのも分かる。日本語が膠着語であると言われているように、平仮名だけの名詞だと前後の助詞や助動詞との区切りが読み取り辛いこともあるからだ。僕が「さくらインターネット」を SAKURA インターネットと表記したり、「はてな」を Hatena と表記しているのも、これが理由である。
さらに考えてみると、この記事を読んでいる間は芸人などが敢えて間違いやすい芸名にしたらどうだろうかと想像していたのだけれど(「この先生はげ」と書いて「このセンセイ禿」ではなく「このさきナマハゲ」と読ませるとか)、もっと極端なことをやるなら「 」(半角スペース)という名前の芸人が出てきてもおかしくない。すると、初出で「 」とでも書かない限り、いきなり「 さんによると さんの弟弟子が さんの財布を盗んだらしく」と書いても意味不明だろう。更に(贈収賄の記事をネタにすっかりふざけているが)、この芸人の弟子が「 」(全角スペース)とか「 」(半角スペース2個)とかだったら、どうするのか。記事を読む人は Whitespace のプログラムを読んでいるような心境になることだろう。