Scribble at 2025-02-06 12:27:23 Last modified: 2025-02-07 14:04:32
以前は Google One のストレージ・サービスを利用していたのだが、Google Drive のエージェントがファイルをロックする仕組みがきつすぎて困ったこと、それから Microsoft 365 を使うようになって 1 TB のストレージが使えるから、クラウド・ストレージだけのために Google One を利用する必要がないことなどの理由から、Google One は既に解約している。しかし、このところ Google の NotebookLM を仕事でもプライベートの研究でも使うようになってきて、これの上位版が Google One の上位プランである「AI プレミアム」で提供されるようになったので、改めて検討している。
仕事で Dropbox は使うし、Microsoft 365 も使う。そして Google One も使うとなると、クラウド・ストレージのエージェントを同時に三つも常駐させることになる。これはこれでえらく負荷のかかる話だが、それでも Dropbox と OneDrive のエージェントが起動しているマシンで Stable Diffusion すら動いているので、使うだけなら問題はないのだろう。それに、Google One は NotebookLM だけのために使うようなものなので、Google Drive のエージェントを使わなければいいだけの話である。
すると、やはり残る問題は月額2,900円というコストになる。AI 単独のサービスでも、Claude や ChatGPT は3,000円前後のコストがかかるから、確かに2,900円でクラウド・ストレージが 2 TB もついてくるのは、お得と言えばお得だ。そもそも ChatGPT や Claude は、入力したりレスポンスされたテキストなどがどれくらいの容量でも保存されるのかどうかすら、明確なことが分からないので、もともと使う気が起きなかったのだ。確かに Google も NotebookLM という単独の機能についてストレージをどのていど確保できるのかは分からないが、少なくともいま使っている無料版の5倍は使えると明記されているので、そこはひとまず「たくさん」使えるようになることは確かだ。
ということで、Dropbox は業務で使っているからいいとしても、プライベートで Microsoft 365 と Google One を使って、おおよそ月額で5,000円ほどのコストがかかる(Microsoft 365 は昨年から500円ていどの値上げになった)。仕事や研究にかける費用として「高額」とまでは言えないが、無邪気にボタンをクリックして契約できるほどの金額でもない。他にかかっているコストとの兼ね合いで検討しないといけないだろう。