Scribble at 2025-07-26 16:23:02 Last modified: unmodified
自宅の近くにある眼鏡屋さんで、さきほど老眼鏡を新調してきた。これまでに、父親のお下がりを長らく使ってきたのだが、どうもスマートフォンの文字が見え辛くなってきたため、以前も利用した店に入った。実は、前にもここで老眼鏡を作ってもらったのだが、皮肉にも百均などで売っている安物の老眼鏡と比べて、特定の距離に焦点を合わせているため、逆に使い勝手が悪くて、すぐに掛けなくなってしまったのだ。それも、今回は店の人に伝えてみた。
すると、やはり特定の距離に合わせているので、用途に応じて使い分ける必要があるらしい。ただし、老眼は「特定の距離」とは言っても 30 cm 以内に限られてくるので、せいぜい2本くらいを使い分けて、少し離れたモニターなどを眺める眼鏡と、手元でスマートフォンや辞書などを見たり読むのに使う眼鏡を持っていればいいわけで、過去に作った老眼鏡はモニターを眺める用途なら使い続けてもいいようだ(店のカードを残していたので、ID から過去に販売した眼鏡の製作記録を参照して、僕に改めてアドバイスしてくれているらしい)。それから、僕は老眼になるまでは視力が良かったので、近くだろうと遠くだろうと問題なく見えていた。なので、そもそも眼鏡をかける習慣や動機が乏しくて、そのまま多少は無理しても眼鏡をかけずに過ごしてきた。それを説明すると、老眼は治らないので、「眼鏡を嫌わずにかけてほしい」という妙に切実な態度で懇願された。無理をして眼鏡をかけずに見ていても治るわけでもなし、目に負担をかけるよりは積極的に補助道具としての老眼鏡をかけた方がいいということのようだ。
ということで、最後にフレームを選んでから制作してもらった。意外にも作業が詰まっていないらしく、ものの5分ていどで出来上がった。ちなみに、フレームは色々とかけてみて、形状や掛け心地から選んだのだけれど、知らない間に子供用のフレームを選んでいた。店のスタッフいわく「きつくなければ問題ない」とのことなので、そのまま制作してもらったのだが、待ち時間のあいだにフレームの並んでいる壁を眺めると、確かに僕が選んだフレームの並んでいるところだけ、周囲をキリンさんやゾウさんの絵柄が取り囲んでおり、なるほどこれはどう見ても子供用のフレームを集めたコーナーだとわかる。木を見て森を見ていない典型だが、形状は気に入ったし、掛けられるのだから問題はない。目的を達していて僕に似合うのだから、子供用かどうかはどうでもいいのだ。物事の基準は制作者の意図ではなく、あくまでもユーザである僕なのである。