Scribble at 2021-06-17 13:44:47 Last modified: 2021-06-17 13:47:03

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Lethal Autonomous Weapons Exist; They Must Be Banned

既に開発され実戦配備も進んでいる「自律型の殺害ドローン」を防ごうという記事だが、もちろん技術的に防ぐ方法はない。いまやドローンなんて子供でもドン・キホーテで買ってくるわけで、顔識別の AI 基盤やカメラがなくても、ドローンそのものを誰かにぶつけるだけで人を殺せるからだ。実際、上記のような軍事目的に生産されているドローンは、"kamikaze drone" とも呼ばれている。更には、仮に飛んでいるドローンが兵器としての機器ではなく、アマゾンが投入しようとしている宅配用のドローンであっても、これがハックされたら兵器になりうるというリスクを示している。

とにかく人々は表面的な利便性だけに着目してしまう。もちろん採用・導入したがる方は、利便性という一面しか見せないのだから当然だろう。世の中の多くの凡人というものは、何が正義や公平さであるかに関心などなく(ちなみに、良い悪いの話はしていない。凡人の判断や挙動は善悪の問題ではなく、蚊が飛ぶような自然の摂理だからだ)、今田耕司や松本人志が何を言うかにしか興味がないのだから、その次に自分の頭の上からドローンが落ちてきても凡俗としての生き様として本望なのだろう。でも、僕らはそういうカスどもと同じ人生を送るつもりは欠片もないわけで、馬鹿に足を引っ張られる人生は願い下げである。それゆえ、利便性はそれとして享受してもいいが、リスクは必ず明確にしておいて、対策も考えたり実行できる状態にしておくことが望ましい。

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