Scribble at 2023-09-11 07:34:59 Last modified: unmodified

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長らく AWS を利用していた案件が終わったので、次に当社のコーポレート・サイトやステージング・サーバを SAKURA から移設したい。ということで、久々にコンソールへアクセスしてみると、なぜだかリソースを全て消したはずなのに課金されている。いまのところ月額でも $1 と少しだから大したことはないが、原因を知っておかないといけない。ということで、Cost Explorer で確認すると、WAF ACL の設定が残ってしまっているらしい。既に CloudFront なんて使ってないから、こんなのは無駄だ。

ただ、AWS の場合はサービスが個々のリージョンに紐づいている場合と、Global に紐づいている場合があるので、コンソールの一覧表には出てこないこともある。リージョンをまたいで「いま有効なサービスの一覧」を表示してくれたりはしないのだ。よって、消し忘れたインスタンスやサービスがあれば、自分で見つけて削除しないといけない。この場合、WAF ACL は ACL の一覧表においてリージョンを Global(実質は us-east-1 のことだが)に切り替えないと表示されない。そして、切り替えてみると確かに案件で設定した ACL が一つだけ残っていたため、リソースを削除した。これで課金は0になるだろう。

とは言え、今月はこれから再び AWS のサービスを使うので、この $1 も今月分の課金に埋没してしまう。これを埋没させたままだと同じことを繰り返す恐れはあるから、いちおう簡単な手順書を作っておいた方がいいのだろう。

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