Scribble at 2018-06-21 20:45:42 Last modified: 2022-09-27 10:01:13
個々の回答に賛同するかしないかは各人の見識に任せるが、何かを説明したり相手の問いに答えるための格式なりフォーマットには、最低限の要件というものがある。そういう点から各々の回答を比較すると、この「カテゴリーマスター」となっている人物の回答は最低の部類である。二つの注釈書を選んだ根拠が全く示されていない(根拠を示さなくてもそれなりに説得力を持ちえるのは、この人物が既に自らの学識を公にしている場合だけである)ために、どれが優れているかという質問への答えになっていない。
「下記の二著を手元に置いて愛読されればよろしいかと思う」
この人物はバカなのか、それとも趣味としての鑑賞なり国文学を舐めているのか。書物を何度も繰り返して読み、それぞれの歌を深く鑑賞することは、必ずしも或る本を「愛読」するなどという年寄りの暇潰しと同じではない。