Scribble at 2023-09-15 13:20:20 Last modified: 2023-09-15 13:22:09

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SELinuxについてまとめてみる1(超初級編)

日本の技術者が書くドキュメントや記事というのは、ここでは何度も言ってるけれど、僕が当サイトの論説として公開しているレベルはもとより、あの「とほほ」サイトで解説されているレベルにすら達していないような、はっきり言って素人の落書きだらけである。よく「出羽守(「海外では~」)」と揶揄する向きもあるが、日本の技術者が Qiita などに書きなぐっているドキュメントは本当にレベルが低いのだからしょうがない。アメリカのインドや中国から留学してきたような連中は、留学してくるくらいだから有能であることはもちろんだが、平均的な学生でも arXiv.org にサブミットできるレベルのブログ記事を書いてたりすることもあるので、最近の高校生は卒業時に英検2級ていどの英語力をもつことが期待されているようだから、海外の記事を読む習慣をつけてもらって、もう少しまともな記事なりウェブ・ページを公開してもらうよう期待したいところだ。もちろん、英語だけでは不十分であって、離散数学の学部レベルの素養は持っていないと、まともな IT 系の論文やブログ記事など書けない。

これは以前も書いたことだが、たとえば SELinux という事例を一つ取るだけでも、日本では上記にリンクしたような、初心者が初心者に「善意で」書いているという体裁の落書きみたいなものばかりが量産されている。そして簡単な話だが、初心者に何をどう伝えたらいいのかという文章作成・編集の初心者が、初心者に初心者レベルの情報を書いている限り、こんなことを何百年と続けても殆ど啓発・啓蒙としての意味はないのである。

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