Scribble at 2025-04-03 22:20:42 Last modified: unmodified

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Apple Watch の心電図アプリというのは、心電計としてはかなり癖があって、扱いはそれなりに神経を使わないといけない。心拍数のような、恐らくは計測する腕の挙動が荒っぽくてもいいというアプリなら寝ていても計測できるのだろうが、心電計はそういうわけにいかない。

簡単に言うと、心電図アプリは皮肉なことに心臓に余計な負担がかかったり、あるいは特殊な状況ではない「ノーマル」と想定される状況でなければ計測すらしない。そのため、たとえば起床した直後だとか、風呂から上がったばかりで心電図アプリを使っても、ほぼ100%の割合で「測定不能」の結果となる。なので、起床した直後の様子や風呂から上がったときの様子を知りたいか記録したい人には、全くお勧めできない。これはかなり意外というか、6万円も捻出した結果としては2万円くらい返して欲しいと思うほどだが、心拍数や睡眠や呼吸の計測ができているので、このまま使い続ける値打ちはある。

また、そういう特別な状況でなくても、少し腕を動かしただけで30秒間の計測がスタート時点に戻ってしまうこともあるので、とにかく病院で測っているのと同じく安静にしていなくてはいけない。しかるに、動いていようとかまわず記録したいという、要するにホルター心電計のようなものを求めている方は、黙って循環器内科へ通院するべきである。そもそも、ホルター心電計を「常に」使わなくてはいけないなんて人は、もうその時点でペース・メーカーなどを付けたほうがいい状況なのだ。一般的な不整脈では、せいぜい半年か1年毎の計測で経過観察が続くわけで、更に詳しく常に計測していなくてはいけないなんて人は、つまるところ心電計だけ付けていればいいような状態ではないのである。

ということなので、そもそも僕が Apple Watch を購入しようとした動機そのものがいくらかの思い違いを含んでいたと言えるわけだが、幸いにして Apple Watch を使い始めたおかげで心拍数や呼吸あるいは睡眠時間の管理を機械的にやれるようになった。

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