Scribble at 2024-01-18 19:33:02 Last modified: 2024-01-18 19:36:26
日本共産党東大阪市議会議員塩田清人氏による情報なので、一般市民よりもソースとしては信頼できるであろう。ちなみに、こんなことに保守も革新もない。政治家を一定の節度で信頼するかどうかは、イデオロギーの問題ではなく、国民や市民としての節度や理性があるかどうかの違いである。
ともあれ東大阪市郷土博物館は、少し山麓を降りたところにある埋蔵文化財センターの改築に合わせて統合されるとのこと、まぁ以前も書いたことだが、なんで二つも同じ趣旨の博物館があるのかということなので、これは予想できた話である。しかも郷土博物館の方が建物としては古いし、山登りやハイキングを兼ねていなければ立地も悪い(もちろん、僕は悪いとは思っていないが)。外環状に近い埋蔵文化財センターの方が改築なら適しているのだろう。このようなわけで、郷土博物館の後に何か別の用途が計画されているのかどうかは分からないし、ひょっとすると埋蔵文化財の倉庫としては存続するのかもしれないが、上記の情報で、博物館としては正式になくなるものと思われる。
つまり、僕がこれから公開する予定の山畑古墳群のサイトは郷土博物館のメモリアルも兼ねているので、同じ場所に改築されるのでないなら、メモリアルには正式に意義があるということになろう。あまりうれしいことではないが。なお、記事の内容を丁寧に読むと、「貴重な『山畑古墳群』の中にある『郷土博物館』の利活用も強く求め、今議会の塩田質問で、そのことが実現する運びとなりました」とあるが、これはつまり旧郷土博物館のあった場所にも何らかの郷土史にかかわる施設が作られるということだろうか。これは、今年の末までかかって「新博物館の基本計画」が作られるらしいので、また進捗をフォローしておこう。