Scribble at 2022-08-15 15:01:34 Last modified: 2022-08-15 16:07:00

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これまた、どこかの国の「デジタル庁」なんていうセコくて未熟な組織とは雲泥の差だな。もちろん、しょせんは AWS 上で展開してるだけだから、その技術的な原型もプロの僕らには明確な輪郭がわかってるけれど、それゆえにこそ逆に守る方も民間サービスでの状況を即座に適用したりフィードバックできるという利点がある。つまり、営利目的の迅速な防御が公的な防御にも活かされるわけなので、私利私欲で公益を守るという(かなり皮肉な)状況を作り出せるわけだ。だって、もともとロシアや中国はアメリカの独自のネットワーク・システムだろうと AWS だろうと、お構いましに攻撃してるわけだから、それなら目標を一か所に絞らせた方が逆に守る方も楽だ。『孫氏』など読むまでもなく、これは未熟な武官でも思いつくプランである。ウクライナ、台湾海峡、38度線のようにグローバルなスケールで「戦線」が分割されたり局所的に展開していると、全ての戦線で拮抗を維持しなくてはいけなくなる。各戦線での勢力を正確に理解できる自覚がない者であれば、なおさら戦線を集中した方が見積もりは楽だと感じるだろう。

どこかで圧倒的な不利が生じて敵に押し切られると、たとえばウクライナでロシア側に事実上の内戦状態を作られてしまい膠着状態が続くと、占領された地域の「善良な市民」に対して、今度は西側が卑劣な侵略をしかけてきてるような構図になってしまう。北方領土のように、もともと日本の領土だったという知識が日本人からも無くなってしまうと、もはや後から「取り返す」などと言ったところで、それはもう現地のロシア住民にしてみれば侵略行為にしか映らないだろう。自らの怠惰で歴史を忘れたり、あるいは〈忘れさせられる〉というのは、やはり避けるべきことなのだ。

民放なんて毎年の8月になると、思い出したように戦争物の安物ドラマを放映したりするが、もう最近では手っ取り早い再放送か、あるいは「忘れられた」こと自体をテーマにして安物のドキュメンタリーを放映したりする愚劣な行為を繰り返している始末だ。多くの人たちが歴史を忘れてしまう元凶の一つでもある報道・マスコミ自身が、忘れていることを既成事実として嘆いて見せるというメロドラマを放映するわけだ。吉本芸人のクズみたいな紀行番組やバラエティーを山ほど制作するしかやることがないのだから、そらそんな無能に歴史を手掛ける意欲も知性もないのは当然である。言っておくが、これは朝日や TBS だけでなく、いまや NHK やフジサンケイや読売系列でも同じことだ。要するに、これまた横並びのバカや無能というわけである。

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