Scribble at 2024-11-27 21:14:52 Last modified: unmodified

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兵庫県内のPR会社経営者が知事選で斎藤元彦知事から「広報全般を任された」と投稿サイトに書き込んだ問題で、斎藤氏の代理人弁護士は27日の記者会見で、斎藤氏が広報全般を任せたという事実はなく、経営者の女性の投稿内容は「事実を盛っていると認識している」との考えを示した。

斎藤元彦知事の代理人、PR会社経営者の投稿は「事実を盛っている」…広報全般を任せた「事実ない」

この国の「報道」機関というのは、これまでは記者クラブをはじめとして官公庁がぶら下げる人参を追いかける馬みたいなものだったんだけど、昨今はソーシャル・メディアで広告代理店の下請けや善意の馬鹿どもが騒ぎ立てる状況だけを見て「報道」すべきことを決めているらしいな。正直、こんな些事をいつまでも大ニューズであるかのように繰り返し報じたり取り上げて、肝心の人が死んでる事案についてはフォローもしていないなんて、こいつら本当に「ジャーナリスト」なのかと思わざるを得ないね。

でも、そらそうだ。日本の報道機関で働いている連中なんて、たとえ NHK のように東大の学卒が山ほどいるようなところであっても、しょせん学部で専攻した人間なんて 1% もいない素人集団だ。彼らの知識や経験なんて、しょせん入社した後で「現場」と称するデタラメな人間関係や慣行を覚えたにすぎないのであって、海外でなら当然のように学んでいるようなジャーナリズム論やマスメディア論の初歩的な知識もない素人集団なのだから、ジャーナリストとしての自意識なんてまともに確立しているわけがないんだよ。

もちろん、官公庁や警察の御用聞きとしての「報道」はできる。子供や馬鹿でも聞き書きくらいはできるからだ。NHK なんて東大を出て聞き書きをやっているのだから、パソコンなんてなくても記憶力だけで記事が書けるだろう。でも、その中身はなんにもない。どれほど記憶力があろうと、学んでいないことは身についていないからだ。

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