Scribble at 2023-09-13 08:30:35 Last modified: unmodified

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或る調べ物をしていて見つけたページだが、さすがに Internet Archive にホストされているだけあって、懐かしいページだ。いや、具体的な内容ではなくタイポグラフィ(レイアウトやデザイン)としてである。もう、いまどき新しく公開されるサイトで、固定幅の左寄せなんてレイアウトはあるまい。というか、わざわざそんなレイアウトでサイトをデザインしたりコーディングする方が逆に難しいとすら言える(だって、スマートフォンでアクセスしてくる UA には、どう再調整すればいいのか)。

ともあれ、そんな本質でもなんでもない話題はいい(しょせんウェブ・ページの本質は中身の文章なり情報であって、レイアウトや書体なんか結局はどうでもいいことだ)。このページは TIME 誌の批評家たちが選んだ小説の100選というわけである。僕は、小説を英語で読むのは(いや本当は日本語でも)難しすぎると感じているので、できれば翻訳してくれているとありがたい。ただ、どれを読むかという選別については日本の出版社が宣伝するような「アメリカ全土が泣いた!」みたいなので勧められるのはまっぴらごめんだから、翻訳のもとになる小説の選び方はアメリカ人の判断を優先したい。よって、上記のようなページを元にして、ここに列挙されている作品の中で翻訳されているものは何かという探し方をする。いつか書いたようにブッカー賞の受賞作品ですら殆ど翻訳されておらず、しかも翻訳されていても多くが絶版になっていたりするのである。もちろん、文庫本になってるものなんて、わずかだ。では、上記で紹介されている作品はどうだろうかと眺めてみると、さすがに古典的なタイトルも数多く含まれているためか、翻訳されていたり文庫になっている作品もあるようだ。『風と共に去りぬ』だとか『グレイト・ギャッツビー』だとか『オン・ザ・ロード』だとか『ビラヴド』だとか。

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