Scribble at 2020-05-01 09:34:20 Last modified: 2020-05-01 09:51:07

MD のスタイルシートを見直している。まず書体からなのだが、serif のままで良いとは思うが、いま欧文に使っている Merriweather は再考したい。字間が少し空いているため、最初は読みやすいと感じたのだが、どうも書体の印象が落ち着かない。たとえば小文字のアール("r")が左へ反っているとか、セリフの付き方が少し直線的でキツいとか、文字の形状として丸みが少なく、なんとなく角丸の矩形に近い印象を受けるからだ。Google Fonts では、もうこの昨今、J:COM で接続していると日中だろうと夜中だろうとネット接続そのものが断続的で、サンプルの書体をブラウザで表示するのですら数分ほどかかるのだが(大阪の中心部なのだが、こんな地域ですら1本のラスト・ワン・マイルの回線を100世帯に分割していると言われているので。ふつう、フレッツなどは30世帯くらいだから、ただでさえ同軸などいう旧世紀の回線仕様なのに加えて、分割している世帯も倍以上に多い。いったい、いつから大阪市中央区の契約世帯はアフリカの奥地や中国の山間部と変わらない扱いをされるような客層になったのか)、まぁ色々と見直してみる。ついでに、タグをあるていど書き並べた標準的な HTML のタグ一覧を作って表示の確認に使っている。かつて WordPress の基本テンプレートとして出まわっていたような類のものだ。

いくつか他の書体を見たが、良さそうな Libre Baskerville はスタイルが三つしかない。Noto Serif も読みやすいとは思うが、何となく字形の細かいところが素人臭い設計で気になるため、いまのところは Merriweather を使い続けることにした。なお、Merriweather は現状だと少しだけ字間が空いているように感じるため、"letter-spacing: -0.01em;" としたい。それから日本語については "ヒラギノ明朝 ProN W3" を最初に指定しているのだが、優先順位で次の "HG明朝E" も同様に、"letter-spacing: -0.01em;" ですら、特に漢字以外の文字同士(特に「う」の両脇とか)で字間が空きすぎている印象を受けるのは困ったものである。漢字のカーニングは、現状だと何も変えられないと思うので、平仮名や片仮名だけというのも困難だし、これはフォントの制作側になんとかしてもらうほかにないだろう。

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