Scribble at 2024-10-13 08:05:59 Last modified: 2024-10-13 17:23:46
UUID、マイクロソフトの実装では GUID などもあるが、こういうユニークな識別子のフォーマットに関する規格の話題は、もちろん単純に離散数学や情報科学の話としても興味深いし、その実装だけでなく、基本的な着想(アイデア、コンセプト)の話としても参考になる。もちろん、同じような議論がパスワードの議論にも当てはまるし、それから僕が専攻する科学哲学の話題としても、ユニークとはどういうことなのかとか、規則性とは何かという議論の参考になる。
というか、これは PHILSCI.INFO で書くべきことだが、これまで科学哲学では数学の哲学でも殆どが記号論理学やモデル理論や自然数論の話題ばかりしていて、離散数学の話題を殆どしてこなかったと思う。したがって、インターネットが普及し始めてから四半世紀を超えるというのに、情報科学や情報セキュリティ関連する科学哲学の業績どころか成果と呼ぶ段階の論文や著作すら殆ど出ていない。せいぜい、しょーもない道徳か意味論の話をするインハウスの哲学者が巨大な IT ベンチャーのお飾りとして顧問になっているていどだ。