Scribble at 2022-07-19 09:33:24 Last modified: 2022-07-19 10:53:16

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上記は Microsoft のドキュメント・サイトで公開されているコードや API リクエスト文字列の例だ。こういうコードのサンプルを初めて眺める人にとって、"lists/getbytitle('listname')" という文字列で "listname" という箇所に、具体的なリストの名称が入るのだなと分かるには、それなりに慣れが必要だ。でも、どういうわけか「プログラミング教育」だの「コーディング・キャンプ」などと称する独りよがりな社会貢献の現場では、こういうことすらまともに教える実務ができていない。

そして、僕がたびたび困惑させられるのは、「プロ」だの「エンジニア」だのと自称する連中に限って、こういうコードを使った〈他人に説明する〉文章というものを、気軽に考えているということだ。それゆえ、上記のような事例を自分のブログなどでは、勝手に "lists/getbytitle(['listname'])" とか "lists/getbytitle('[listname]')" などと出鱈目な括弧の使い方をする(マイクロソフトの公式ドキュメントでは、brackets なんて使ってない。置き換え可能な文字列は全て braces で囲んでいる)。社内で自分だけが読めたらいいコメントしか書いていない下っ端ならともかく、これでは他社のエンジニアとコラボレーションする資格はないし、ましてや顧客にドキュメントを提出するなど以ての外だ。'[ ... ]' と [' ... '] にどんな違いや根拠があるのが説明できない限り、こんな書き方をしてはいけない・・・と、小学校ならぬゼネコンや IT ベンチャーのプログラミング教育とやらでは、未熟な坊やたちに教えないといけないのだろうか。これまでインターンを受け入れたことは一度だけあるし、部下は延べ人数で5人くらいもったことはあるが、正直なところ専門学校しか出てなくても、ここまでのバカはそういない。

こういう括弧の使い方などを自分なりに工夫して、「アーギュメント」などという言葉を使ってみたい自意識があるのかもしれないが、バカや無能は黙って日本語とコピペで仕事しておればよい。

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