Scribble at 2018-10-17 17:30:19 Last modified: 2022-09-28 18:21:03

さきごろ10月6日に76歳で亡くなった母親の医療保険関連の手続きをしている。

後期高齢者として厚生年金から差し引かれている金額を見たが、そもそも年金の受給額が少ないので、天引きとは言っても2,000円弱くらいだ。こういう人たちは1割負担であろうと高額医療費の負担額の上限が決まっていようと、病院で医療費を払うこと自体が負担になる。高齢者医療そのものが必要悪であるかのように言いふらしているリバタリアンやポピュリストは大阪で大人気だが、そういう連中が二言目には口にする、病院をカルチャーセンターの代わりに使ってどうでもいい薬をもらってる老人なんて、いったい大阪のどこにいるんだろうと思うんだよね。そら、昔のように高齢者医療が無料だった頃なら、そういうことだってあっただろう。しかし、高齢者医療が無料だったのは1973年からの10年間だけであり、1983年からは少しずつ高齢者にも自己負担がのしかかってきた。1973年や1983年など、高齢者医療は無駄だと叫んでいる自称主婦などが生まれてすらいなかった時代の話だ。

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