Scribble at 2025-10-05 19:32:46 Last modified: 2025-10-05 19:34:31
国語辞典は、古本で『学研 現代標準国語辞典』(改訂第3版、2016)を手に入れた。他の国語辞典よりも、見出しの下にある漢字表記が 1.2 倍くらい大きいので良いと思う。実際、さきほど実家へ行ってきた帰りに、遠回りして天満橋のジュンク堂へ立ち寄ってきたのだが、そもそも小学生用の国語辞典ですら、見出しの平仮名表記は大きく印刷されているが、その下の漢字表記は一般向けの国語辞典と同じ文字サイズであり、正直なところ日本の国語辞典の編集方針には失望した。
確かに、「文字が大きな」と銘打っている二流の国語辞典はいくつかあるが、あんなダイソーでも売っていそうな辞典は使いたくない。かといって、小学生用であろうと中学生用であろうと大学受験用であろうと一般向けであろうと、とにかく見出し語の下にある漢字表記がどの辞典も小さいし、しかも薄い明朝体を採用しているものも多く、文字を読ませたくないのかとすら思う。言葉を扱うプロが、言葉を見せたり読ませるにあたって、編集や製造物責任やユニバーサル・デザインの資質だとか素養があるとは限らないという、明白な実例であろう。書籍というプロダクトは、印刷技術や製本技術さえ優れていればいいというものではないのだ。