Scribble at 2023-07-20 11:44:01 Last modified: 2023-07-20 11:44:31
何か読むべき事が書いてあるのだろうとは思うけれど、もうこういう、line-height が全く設定されていない presentation のテキストを「見る」ことじたいが酷く疲れてしまうんだよね。文字はクリアに見えてるから老眼だからということではないし、タイポグラフィに関心がある人間だからという(悪い意味の)アカデミズムが理由なのでもない。とにかく読む気がしない。
これは、僕の実家の近くにある誰か知らないお宅の前に掲げられている表札を見たときにも感じたことだ。漢字が縦も横も同じ間隔で(具体的な名前を使うと問題があるから別の漢字を使うが)、
平松
中内
と表札に彫ってある(ここでは line-height が効いているので行間は空いてしまうが)。これは、平松さんと中内さんのお宅なのか、それとも平中さんと松内さんのお宅なのか。もう、こういうのを見ると考えること自体が時間の無駄であり、フェルミ推計なんてものを応用すること自体が愚行であると思える(本当に知りたいなら、玄関のドアを叩けばいい。それが真の科学的な態度というものだ)。